なかがわドリームタウン
「なかがわドリームタウン」とは、当団体が主催する「こどものまち事業」です。
会場内を子どもが主役の仮想の"まち"に仕立て、子どもたちが"まち"(ドリームタウン)で働いてドリームタウン限定の通貨を稼ぐ、その通貨を使って遊ぶ(消費する)といった社会活動の疑似体験を通して、"まち"や社会のしくみを体験しながら学ぶことを目的としています。また、なかがわドリームタウンでは、地域(中川区)について知り興味を持ってもらうことも大切にしているため、企画内に中川区をはじめとする地域に親しんでもらえるような工夫を取り入れています。
事業目的・ねらい
なかがわドリームタウンでは、参加する子どもたちに対し、以下のことを目的として実施しています。
・子どもたちの主体性・協調性・創造力の育成
・社会や地域について知り、興味や関心・愛着を持ってもらう
また、参加する子どもたちが、年齢を重ねて中学生以上対象のサポーターとして参加して頂くことにより、地域活動やボランティア活動への参画の第一歩となったり、本事業の継続により次世代の子どもたちを育む循環が生まれることも期待しています。
参加区分
なかがわドリームタウンでは、年齢や発達段階、興味関心に応じて以下のような関わり方ができます。
それぞれの参加区分の詳細は、各回の案内をご確認ください。
◎来場者(年齢制限なし)
まちオープン当日にまちの住民として参加します。まちオープン時間内は入退場自由で、各自のペースでまちを楽しんでいただけます。お仕事の体験ができるのは小学生までですが、保護者様も共に来場していただけます。また、地域住民の方等も会場に入場してまちの様子を見学していただけます。事前申込は不要ですが、なるべく来場者事前登録をお願いします。
◎実行委員(小学校1~6年生) ※メイン形式のみ ミニでは実施しません。
全5日間程度の実行委員会に参加し、お店決め・お店づくりから携わります。当日は、つくったお店をオープンし、来場者に楽しんでもらいます。事前申込が必要です。
◎サポーター(中学生以上)
まちオープン当日や実行委員会において、子どもたちのサポートやイベントの運営補助を行います。また、複数回サポーターを経験した方を対象に、企画運営により深く携わる「コアサポーター」も募集しています。
開催形態について ~ミニ・メイン(=ミニ表記無し)の違い~
なかがわドリームタウンは、お店づくりから参加する小学生(実行委員)を事前に募集し、実行委員会を経てまちが完成する「なかがわドリームタウン」と、実行委員会は開催せず、全員がまちオープン時にまちの住民となる「なかがわドリームタウンミニ」(1日完結型)があります。
◎なかがわドリームタウン(メイン)※ここでは「ミニ」と区別するため「メイン」を付けています。
メイン形態の開催では、子どもたちを実行委員として事前募集し、まちオープンを当日を含めた実行委員会を数回程度開催します。(「ミニ」のようにまちオープン当日だけの参加をする来場者としての参加可能です)お店決め・お店づくりの段階から始め、自分たちで考えたお店を創りあげていきます。子どもたちの思いが存分に詰まった子どものまちが完成すると共に、実行委員はお店企画から振り返りまでより深い体験をすることができます。
◎なかがわドリームタウンミニ
ミニ(1日完結型)では、全員がまちの来場者として、子どものまちを体験します。子どもが創るお店は無いものの、働く段階で子どもたちの自主性や独創性が発揮されるようなお店を用意し、子ども主体の「こどものまち」を実現しています。また、参加する子ども全員が同じ立場のまちの住民として、「働く」「遊ぶ」という社会の仕組みをしっかりと体験することができます。1日開催のため、気軽に参加して頂くことができますし、今後は様々な日程・場所での開催が期待できます。
これまでの開催実績